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TRANSCRIPT
HIL SCADAをより高度な方法で使用する方法を紹介します
また キャプチャとスコープのトリガー設定キャプチャされたデータをエクスポートする方法信号を
ストリーミングして外部ファイルに記録する方法 などを紹介します
モジュール2.2 HIL SCADAからのモデルを引き続き参照します
まずモデルを少し変更してみましょう
誘導機の相の断線をシミュレートするためにコンタクタを追加してみましょう
このためにLibrary Explorer→Contactorsフォルダ→Idealに移動し
C相にSingle Pole Single Throw Contactorをドラッグアンドドロップします
次にインバータのDC側に抵抗を追加します
これは他のすべてのパッシブコンポーネントと同様にPassive Componentsライブラリにあります
[Registor]をDCラインに追加し 抵抗の値を0.1Ωに設定しましょう
また 2つ電流計(Current Measurement)を追加しましょう1つはB相に もう1つはC相に追加します
それらの名前をIbとIcに変更しましょう
このモデルをもう一度コンパイルしてHIL SCADAで開きましょう
モデルディレクトリにあるパネルファイルから
モジュール2.2HIL SCADAに保存したSCADAパネルを開きますコンタクタを追加したのでそれを制御する必要があります
これを行うにはModel SettingsのContactorsダイアログを開きます
ご存知かもしれませんがModel Settingsを使用してモデルからすべての制御可能な変数を設定し
アナログおよびデジタル出力を定義します
さらにコンバータのスイッチの状態を上書きしたりマシンの初期パラメータを直接設定したりすることもできます
次にコンタクタの状態を設定しましょうまずコンタクタのソフトウェア制御(SW Control)をオンにしましょう
このモデルではコンタクタの通常の状態を閉じる必要があります[State]下の[Open]をクリックし[Close]にしてコンタクタを閉じるか
Panel initialization内でHIL APIとコードエディタを使用できます
Panel initializationの中のEdit in Code Editorを開きましょう
次に contact settings でコンタクタS1を見つけて チェックボックスをオンにし StateをClosedに設定します
その右隣のInsert command のInsertをクリックすると
このコードをPanel initializationに挿入できますPanel initializationを保存して閉じましょう
これで シミュレーションを開始するたびに Panel initialization scriptが自動的に実行されます
それでは シミュレーションを開始しましょうモデル設定を開いてみましょう
これで コンタクタがソフトウェアから制御可能であり状態が閉じていることがわかります
ライブラリのアクションウィジェッツを使用してコンタクタを制御することもできます
Check BoxをSCADAパネルにドラッグアンドドロップしてダブルクリックしてみましょう
コンタクタロジックのテンプレートがすでにありチェックボックスの状態は変数「inputValue」から入手できます
またチェックボックスの名前を「Contactor state」に変更しましょう
ここで コードエディタは私たちを助けてくれます再びコンタクタを見つけて マクロコードに
コードを挿入してみましょう チェックボックスがオンの場合コンタクタはクローズ状態になり
チェックボックスがオフの場合 コンタクタはオープン状態になります
このようにして モデル内のすべての制御可能な変数を有効化または設定することができます
すべての信号をリアルタイムで観測するには Capture/Scopeを使用する必要があります
[Capture/Scope]を開いていくつかの信号をキャプチャしてみましょう
その前にモデルに追加する2つの電流計を追加しましょう[Signal]をクリックしてさらに2つのシグナルを追加します
これで Viewport 1にIbとIcを追加できます またコンタクタS1からのフィードバックを追加しましょう
S1コンタクタからのフィードバックを含めるにはCapture Signals Properties で
Digitalダイアログに切り替えて新しい信号を追加する必要がありますS1_fbと入力して3番目のView Portを選択します
このようにして Typhoon HIL SCADA環境のコンタクタからのフィードバックにアクセスできます
ご覧のとおり モデルにはS1_fbプローブがありません
このフィードバックはコンポーネント自体に組み込まれていますマシンやコンバータについても同様のデータを読み取ることができます
Time interval に0.1sを設定して Force Triggerを実行しましょう
次にCaptureスコープでTrigger Captureを有効にする方法を示します
まず Capture Trigger Settingsを開きます
ここでは 信号のタイプ トリガ設定のソース エッジのタイプアナログ信号のしきい値 オフセット を定義したら
最初のトリガを使用するチェックボックスを定義することができます
コンタクタS1にトリガを設定するには次のように設定します
信号のタイプはDigital ソースはS1_fbエッジはFalling edge オフセットは50% としましょう
またUse first triggerのチェックボックスを有効にしましょうEnable trigger ボタンをクリックします
ウィンドウの下部でCaptureがTriggerを待機していることがわかります
次に「Contatctor State」チェックボックスをオフにしてコンタクタを開きます
Message LogにTrigger detectedと表示されデータが自動的にプロットされたことがわかります
次にカーソルを紹介しますカーソルを使用するとキャプチャ内の特定の時点での
データ値を測定したり一定期間のパフォーマンスを比較したりできます
位置や値にカーソルを追加することができます これを行うには
Viewport1を右クリックしてAdd cursor at this positionをクリックします
Signal Dataが自動的に開きカーソル1が出てきますそこにマウスポインタを置くとカーソルを移動できます
同じようにして2番目のカーソルを追加して 2つのカーソル間のDelta Min Max Abs.Max Mean RMS の値を測定することもできます
カーソルの削除は View Portを右クリックし[Remove all cursors]を選択します
Capture/Scopeはキャプチャされたデータをさまざまな形式でエクスポートすることができます
その方法をお見せしましょう
ウィンドウの下部 ズームコントロールのすぐ右側に小さなアイコンExport captured signals to fileがあります
これはウインドウに書き出すためのエクスポート信号ですそれをクリックしてみましょう
ここではすべてのシグナルまたは選択したシグナルを好きな形式でエクスポートすることができます
ここでは.csvファイルにすべての信号をエクスポートしましょう
モデルを保存したいフォルダを指定してファイル名を「Fault.csv」にしましょう
次に .csvファイルを開いて値を確認しましょう
次にキャプチャされた信号の高速フーリエ変換(FFT)解析を紹介します
解析を行うには [Capture scope]ダイアログの下部にあるRun FFT(Fast Fourier Transform)ボタンをクリックします
ここではキャプチャされた信号の高調波に関する詳細情報を見ることができます
次にSignal LoggerとStream Data Loggerをご紹介します
Signal Streamingを有効にすると中程度のサンプルレートで信号を取得してログに記録できます
信号はすべての実行レートで最大512kサンプル/秒でストリーミングできます
帯域幅を超えた場合はモデルを変更してストリーミング信号の数を減らしたり
信号処理の実行速度を上げたりすることができます
まずモデルシミュレーションを停止しましょう
次にモデルに戻ってIarmsプローブのSignal Streamingを有効にします
視覚的にもIarmsのアイコンがStreaming Probeになっていることがわかります
変更したモデルをコンパイルしてロードしましょう
SCADAパネルに戻りLibraryからStream Data Loggerウィジェットをドラッグアンドドロップします
それをダブルクリックして中に何があるか見てみましょう
Stream Data Loggerウィジェットはストリーミングアナログおよびデジタル信号からの
データストリームをユーザー指定の.csv .h5 または.mf4データファイルに保存します この場合.csvを選択します
Basic settings ->Stream signals settingsの設定にIarms Streaming Probeを追加しましょう
またストリーミングファイルをPanel Fileディレクトリに保存することもできます
また ストリーミング信号のログファイル名をIarms_streamingに設定し[OK]をクリックします
シミュレーションが開始されるとロギングが開始されます
シミュレーションを開始しシミュレーション時間が2秒以上経過したら停止します
HIL SCADAの右下にシミュレーション時間が表示されています
保存したファイルを開いてみましょう
別のロガーをドラッグアンドドロップしてみましょう
Signal Data Loggerはユーザーが指定した.matまたは.csvデータファイルに任意の数のアナログおよびデジタル信号のデータを保存します
ロギングはシミュレーションの開始時に開始し専用ボタンで一時停止(および再開)できます
これは Monitoringウィジェットに似ていますが収集されたデータは視覚化されず
代わりにさらなる解析のためにデータファイルに保存されますサンプルレートは250 500 1000ミリ秒のいずれかを選択できます
250ミリ秒のサンプリングレートを使用することにします
Streaming Loggerで行ったのと 同様のプロセスを踏んで今回はmachine speedを記録してみましょう
前の場合と同様に.csvファイルを使用しますSignal settingsでmachine speed というアナログ信号を見つけて
ログファイル名をspeed_loggerに設定しましょうシミュレーションが実行されている場合は
Signal data loggerの[Start]ボタンを押すだけで ログ記録が開始されます数秒間ログに記録しましょう
それでは 信号データロガーファイルを開いてみましょう
このセッションでは Capture/Scopeウィジェットの使用方法 データのエクスポート
HIL APIとコードエディターの基本 モデル内の変数を制御する複数の方法
信号とストリーミングデータのロギングについて学習しました