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Video 1.1: HIL Device [日本語字幕版]
Last Updated 2 years ago


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TRANSCRIPT

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こんにちは Typhoon HIL リアルタイム シミュレーションプラットフォームをご紹介します  

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このシミュレーションプラットフォームは  ソフトウェアとハードウェアで構成されています  

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本コースでは  ハードウェア部分をHILデバイスと呼びます 

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この動画では まず基本的な プロセッサアーキテクチャに関する情報を説明し   

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次に接続オプションについて説明します 最後に制御アルゴリズムをテストするために利用可能な  

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インターフェースをいくつか紹介します まず HILデバイスのアーキテクチャから説明します 

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Typhoon HILデバイスのモデルは処理能力に違いがありますが  Typhoon FPGAソルバ システムCPU ユーザCPUを含む  

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共通のマルチプロセッサ・アーキテクチャを 採用しています 

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マルチコアFPGAソルバは 電気領域モデルの時間精度の高い シミュレーションに最適化されています  

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主なHILアプリケーションは  プラントの電気部分のシミュレーションです 

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ユーザCPUは ユーザが直接制御する 1つまたは複数の汎用プロセッサを表します  

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プラントモデルの非電気的領域部分(機械 熱  信号処理など)のシミュレーションに使用されます  

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また プラントコントローラの アルゴリズム開発に使用されます  

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これは FPGAソルバによる プラント全体のシミュレーションを支援するだけでなく   

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ユーザCPUをラピッドコントロール プロトタイピングに使用できることを意味します 

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システムCPUは ユーザによって間接的に制御される 1つまたは複数のプロセッサを表します  

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一般的には 特定の電気領域コンポーネントの 低動性現象のシミュレーションや   

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通信プロトコルスタックの処理に使用されます 

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以上 プロセッサ・アーキテクチャについて 簡単に紹介しました  

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リアルタイム・シミュレーションのための モデルベース設計の課題についての理解を深めた後   

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本コースで更に詳しく説明していきます 

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ここからはHILデバイスを外側から見て  その接続オプションについて学びましょう  

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デバイスの前面には アナログ信号とデジタル信号のIOと  オン/オフボタンがあります 

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使用できるIOの数は 使用するデバイスによって異なります  

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本日デモを行うデバイスは  HIL6シリーズのHIL 604です  

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このデバイスには64のアナログ出力と32のアナログ入力があり  64のデジタル入力と64のデジタル出力が利用可能です  

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アナログ入出力の分解能は16bit  電圧範囲は±10Vです  

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デジタル入出力は標準的な5VのCMOSロジックIOで  ピン単独の場合 24Vまで保護されています  

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ハードウェア接続の詳細については  「HIL 4/6 Series Hardware User Guide」をご覧ください  

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本体表側の説明は以上です 本体裏側の説明をします 裏側にあるポートは 3つのグループに分けられます 

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通信ポート 高速シリアルリンク そしてAC電源です 

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通信ポートグループには シリアル通信に使用される RS232ポートが含まれています  

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さらに CAN通信用のCANポートが2つあります   

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GPSやその他の遠隔測定機器と時刻を同期するためのPPSとIRIG-Bポート   

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様々な通信プロトコルに対応した2つのイーサネットポート  

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HILデバイスとPC(Typhoon HIL Control Centerソフトウェア)を 接続するためのUSBポート1つを備えています  

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下部のイーサネットポートは  ソフトウェアとの接続にも使用できます 

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ほとんどのHILデバイスはパラレル接続が可能ですが  その場合 高速な通信インターフェースが必要です  

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その通信は PCIe 5Ghzの高速シリアルリンクによって 実現されています  

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並列接続されたデバイスを使用する場合  デバイスごとに異なるデバイスIDを設定することが重要です   

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また HIL IDは 高速シリアルリンクコネクタの隣りにあるロータリースイッチで 設定する必要があります 

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接続方法について説明したところで  インターフェースについて見ていきましょう 

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Typhoonは コントローラのアナログ・デジタルI/Oを接続し  

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シミュレーションプラントとの制御ループを閉じるために 使用できるインターフェースオプションを用意しています  

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代表的なインターフェースとしては  DSP 180インターフェース  Launchpadインターフェース   

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HIL Breakoutボード  HIL dSインターフェース  HIL コネクトなどがあります 

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HIL DSP 180インターフェース は HSEC180コネクタが実装された Texas Instrument C2000の評価ボードで  

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パワーエレクトロニクス・アプリケーションの開発を 行うユーザーにおすすめです  

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DSPインターフェースのデジタル/アナログコネクタは  標準の96ピンDIN 41612コネクタで

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HILデバイスの アナログ/デジタルIOコネクタに直接差し込むことが可能です

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このインターフェースはHILデバイスから24個のAO(アナログ出力)を  DSPコントローラに接続できます  

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HILのAOは ±10V(16bit)で信号を出力します 

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HILデバイスとDSPの間では 40のデジタル信号(24入力と16出力)が利用できます 

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テキサスインスツルメンツ社のDSPカードはDIMMコネクタに直接差し込むことで  TI DSPに接続することが可能です 

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DSPインターフェースカードには USB通信に必要な 回路とDSPへの電源供給が内蔵されています 

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次に紹介するのはTI のLaunchpad用インターフェースです このインターフェースはDSPカードと標準の100milピンヘッダーで接続した

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DSP IOを含む 通信と電源など ボードの動作に必要な回路すべてを含んでいます  

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Typhoon Launchpadインタフェースを使用すれば

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LaunchpadボードにTyphoonHILを簡単に接続することができます 

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LaunchPadインターフェースは20個のアナログ信号 16個のアナログ出力  4個のアナログ入力をサポートしています  

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ここでは LaunchPadインタフェースがサポートするC2000シリーズと HerculesシリーズのTI LaunchPadボードの一部を紹介します  

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この中には TIコントローラーで最も 一般的なF28379Dコントローラが含まれています 

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HIL Breakoutボードは端子台です すべてのHIL IO信号の端子が用意され  

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簡単に接続することができます 

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制御コントローラーを接続する際に IO接続の追加を簡単に行うことができます  

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HIL dSインターフェースを使うと dSPACEハードウェア RCPデバイスをTyphoon HILシミュレータに簡単に接続できます  

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インターフェースにはHIL dS Interface Type-AとHIL dS Interface Type-Bの2つのタイプがあります 

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HIL dS Interface type-Aは   

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すべてのTyphoon HIL(4シリーズおよび6シリーズ)と dSPACEのMicroLabBox(フロントパネルタイプ)間の  

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ピン互換性のあるインターフェースを提供しますHIL dS Interface Type-Bは トップパネルタイプの  

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インターフェースで dSPACEのMicroLabBoxと DS1103コントローラの両方で使用できます 

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最後に HILコネクトインターフェースです HILコネクトは 電流/電圧変換器や  

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コンディションコントローラのIO信号の リアルなエミュレーションを可能にします  

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LEMセンサ 電流トランス 電圧センサ  リレー 温度センサその他低消費電力センサをエミュレートすることが可能です 

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また 入出力インピーダンスのマッチングも行います

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さて さまざまなインターフェイスを説明しました  

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C-HILの簡単なセットアップはどのようなものでしょうか? 実際に見てみましょうご覧の通りです  

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Launchpadインターフェースと LAUNCHXL-F28379 Dコントローラ1台を接続した例です  

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LaunchpadインターフェースはDIN41612でHIL本体に接続されます

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USBケーブルは コントローラと PC間の通信に使用されます

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これで シンプルなHILハードウェアのセットアップが どのようなものか お分かりいただけたと思います  

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次回のビデオでは Typhoon HILソフトウェアを知り  モデルを構築し 動作させることを学びます  

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次回のビデオでお会いしましょう ご視聴ありがとうございました

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